あやかのんの歴史を振り返る

最近たびたびインタビューズであやかのん的質問を頂いたり、自サイトの小説のなかでもあやかのんのアクセスが上がっていたりと、ちょっと苦節ウン年、ようやくあやかのんがカップリングとして注目されてる感を感じるよ!なのでふたりが出会ってそろそろ10年、ここへきて改めてあやかのんの歴史について振り返っておこうかなと思います。といっても、データ厨としてまとめておきたかった記録と個人的にアツかった出来事を厳選して羅列しただけの内容になります。随所でリンク貼ってますので(はてなキーワードを除く)同じくデータ厨の方は参照してみてください。

まずふたりが初めて出会ったのは2004年、6月に行われたエッグオーデに合格し互いにハロプロエッグ第一期生となりました。本人達の話によると、初めてのレッスンで初めて話したのが、花音ちゃんはさきちぃ、ゆうかりんはあやちょだったそうです。それからにょんちぃとゆうちょが自然と繋がっていったと思われます。お互いの第一印象としては、あやかのん写真集で語られたものを抜粋すると

福田 「あやちょの初対面の印象もすごい覚えてる。”手足長っ!細っ!!”って思って。ハロプロエッグに入る前にもダンスを習ってたって誰かに聞いて、この子はすごい子で、だからこんなに手足が長いんだって。」
和田 「初対面は、一番最初のレッスンだよね。私はすごい覚えてるのは、笑い方が本当にかわいいなって。”何、この口元!?”って思って、これ誰にも言ったことないんだけど、最初に写真を撮ったときに、花音ちゃんの口元の真似してみたりして(笑)。エッグ時代の写真を見ると、だいたい一緒に写ってるよね。」

とのことで、要約すると和田彩花ちゃん(9)は福田花音ちゃんに衝撃を受けるほどの一目惚れをしたということになりますね。なるよね。

そうしてスマ結成までの5年間、本人の言うとおり「同じ仲良しグループ」としてそれなりにお付き合いが続き、その様子は動画とかプリクラ画像でも残されてますね。2008年の秋から初めてのユニットしゅごキャラエッグとして活動を共にし、遂に2009年の春、スマイレージが結成されました。
スマインディーズ期である2009年の夏、舞台しゅごキャラミュージカルのバックステージ映像のなかでこのような絡み方しているのを見ると結構仲良さそうです。その後の2010年初頭、遂に花音ちゃんがあやちょを推しはじめます。
スキちゃんのpv見て、花音、DAWAに恋した!」
もうここがようやくすべての始まりですよ!ここから花音ちゃんは切ない恋路を歩むわけですね。
ちなみにこのころ花音ちゃんは公式ニックネームとなったDAWA呼びなのですが、当時からほぼ定着していた「あやちょ」 の名付け親は花音ちゃんなんですよね。


そして2010年4月から高校生になったふたりは、まあ何と同じ高校に通いはじめます。これはもとは狼情報ですが公にもFCラジオTakeoffでふたりがそうとれる発言をしていました。しかし同じユニットなのに同じ高校行くって…ハロでは初めてじゃないですかね。選択肢が限られてたり色々と都合が良かったりお互い人見知りだったりするとはいえ、これからも一緒に仕事していく人と学校も同じにするなんてそんな煩わしいこと、選ぶあたりこれはもう単純にずっと一緒にいたいくらい大好きでたまらなかったと捉えて差し支えないですよね?だって入学したらまさにその通り、恐らく登校日である水曜日に毎週のようにデート(本人談)をしているんですよ。ご飯をたべたりお揃いのものを買ったりと、その内容をブログからまとめると

2010/04/14 サイゼデート、お揃いのピンを買う
2010/04/21 パスタ お揃いの指輪とTシャツを買う
2010/04/28 ファミレス 原宿でちーずの首輪
2010/05/12 一緒に宿題
2010/05/26 メジャーデビュー日レコード屋めぐり
2010/06/16 アメ横ねぎとろ丼、パワーストーンを作成
2010/06/23 スイパラ、電器屋、澁谷でお揃いのバッグ
2010/07/07 お昼にトマトの冷やし麺 からの寿司 からのうどん

何これ…付き合ってるじゃん!!!!!!
ちなみにちょさんはこのデートの中でお揃いのTシャツを買ったとき、人生で初めて自分で服を買ったそうです。いつもお母さんが買ってくれるそうなので。きっと服を買うだけでなく色々な初めての経験があったんじゃないでしょうかね。つまりちょさんにとって花音ちゃんは初体験の相手なわけですよ。

このようにラブラブな一年生のはじめを過ごし、夏休み後からはあまりそういったプライベートな記載はしないようになってしまいました。かわりにその後は水曜ほぼ固定でTVレギュラー花咲かディズニーのロケに行っていました。花咲かはスマとしてのレギュラーコーナーだったのですが必然的に8割方あやかのんの組み合わせになってましたね。まとめると
2010年 09/10、11/19、12/10、
2011年 05/20、07/13、09/14、10/12、11/09、12/07、
2012年 01/19、02/15、03/07、
と実に12回もふたりでロケに行っています。ちなみに他のペアでのロケは、ゆうかのんが2回、ゆうちょが3回、さきちょで1回、かな。きっとあやちょにとっては人生で一番一緒にディズニーに行った相手が花音ちゃんかもしれませんね。


なるべく時系列順に振り返っていきたいと思います。高1という最も多感な時期のラブラブモードを経て一時は落ち着きながらも同僚として順調に愛育んできたふたりですが、2011/08/03、遂にあやちょが花音ちゃんに告白します(当社比)。詳細はこのへんにも書いたとおり、イベントのMCであやちょが「夢見る15歳の歌詞をみんなで再現したい」と言い出しまして、「きれいだと 私見て 君が言う」と言いながら花音ちゃんの顔を覗き込んだり、「でも2番はもっと凄いよ、海に行き、行くじゃん、水着着るじゃん皆で、(中略)そしたら、あやが花音ちゃんを抱っこして、波が来る度ジャンプするの!」という…。つまり淡い恋を歌った歌詞の、主人公とその恋の相手に花音ちゃんと自分を配役して再現したがってるわけですよ。きれいだと 花音ちゃん見て あやが言う わけですよ。バーベキュー 流れ星 全部イチャイチャで そんな恋夢見てる17歳和田彩花さんですよ!一目惚れしたのが10歳手前だから、想い続けること7年越しの告白ですよ。しかもそのあとソロ曲の振りのなかにあった指差しでメンバーの誰を指したのかと聞かれ、私だよねと競りあう三人に「花音ちゃんです。」と力強く答えたわけですよ。告白だよ、うん…。
実はちょさんはその少し前の2011/05/26の生スマでも「花音ちゃんのこと大好きだから全部わかるもん」とか言ってるんですよね。そんな大胆な告白かまされても花音ちゃんはよく理解できずスルーしてしまうんですが、それでもそれからさきちぃの卒業を挟んでゆうかりんの卒業が発表されるまでのタチアガール期、ブス哲のMVメイキング見たかんじとてもいちゃいちゃしてて可愛いです。2011/09/15のツブログで花音ちゃんは好きなアーティストにKPOPをあげて「かなり新規です」なんて言ってるんですが、この頃のあやちょは恐らくゴリゴリのKPOPヲタだったので、また花音ちゃんたら好きな人の趣味に寄せてるわけですよ。超健気。高1んときお揃いのもの買いまくったり、ふたりはとにかく何かを共有したいみたいですね。


水曜デートの記述が無くなり、二年生になってからは他の曜日に各自登校していたようでした。そのなかでも唯一、2011/10/19の水曜日、恐らく最後の水曜デートかと思われるような記述があります。お互いの名前は出ないもののそれぞれ新しい手帳を買った(ツブログ)(あや著)ということで、まあ偶然ではないでしょう。一緒に買い物したはずなのにわざとかのようにお互いの名前を出さないのは、以前から登校記述をやめたことに加え、恐らく二期への配慮かなと。これが今の6人体制になる直前のことであり、これ以降ふたりでどこかに行ったような記述が2013年の春まで一切無いことから、意識的に距離をとるようになったと思われます。ここからは長い氷河期、と見せかけての「子育て奮闘期」ですかね。
そんな風に子供たちのために自重することを決め、まるで最後のデートの思い出かのようなスケジュール帳、そこに花音ちゃんはあやちょの写真を挟むんですよ。それから数ヵ月後に写真リニューアルしたっつって再びあやちょの写真を挟むんですよ。何これ全然自重してない。

あやかのん写真集の対談で「正直、ふたりだけで活動できないかなって真剣に考えて、つんく♂さんに言おうって本気で思ったこともあって…。」と言った、ふたりでやっていくことを考えていたって時期はこの2011年末から2012年頭ごろでしょうか。それから二期のことをだんだんと受け入れていって、ようやく今のスマイレージに対して過去をふっ切れたのがあやちょ談(TOPYELL・14年2月号)では2013年の夏だそうです。長い長い奮闘期ですね。

その間の2012/05/19「久しぶりに二人だけでお話しした」と言っていたり、なかなかふたりの時間は無かったようです。と思いきやですよ。2012年の8月末の生スマにおいて、花音ちゃんがちょさんの妹に会ったことがある、印象は「まさにJKって感じ」と言ったことがありました。妹ちょが高校生になったのはその4月なので、12年の4~8月のあいだに会ってることになるんですが、二期は会ってないそうなんですよ。でも花咲かディズニーのロケも無くなり、まだキャンペーンは始まってないし、あやかのんペアのお仕事はラジオが数件とグラビア一件のみって期間なんですよ。どういうことだよ。二期のいないところで群馬の妹紹介するって、偶然にしてはなかなかの機会ですよ。意外とふたりの時間あるのかよ心配して損した。
更にこのころの2012/06/15には、ちょさんが花音ちゃんのことを「親友以上の関係」 と評します。だいぶ後に今度は花音ちゃんが、2013年3月の生誕イベントでちょさんのことを「友達以上恋人未満」と評します。言ってることだいたい一緒だけど恋人未満のインパクト強すぎ。
もうそんな親友以上の関係なので、2012/07/29バスツアー中の利きメンバーという企画においてちょさんが花音ちゃんの感触は確かめずとも覚えてる、ぐらいのことをアピールするわけですよ。詳細はここに書き残してありますが、つまりちょさんは目隠し前にテイスティングなどしなくとも花音ちゃんだけは覚えてるから当てられるよと、自信満々なわけですよ。しかし実際は外したけどももう「花音ちゃんがいない、花音ちゃんは?花音ちゃん花音ちゃん」なわけですよ。ひどいな。ひどいな!

それから2012年の下半期はツアーのためあやかのんペアで各地にキャンペーンに赴くのですが、
2012/09/04 広島「花音ちゃんと!」、 2012/09/05 福岡、 2012/09/24 名古屋、 2012/11/16「名古屋キャンペーン花音ちゃん」、 2012/11/19 大阪、 2012/11/20「札幌!にょんちゃんと!」、 2012/11/26 仙台
このように和田さん非常に浮かれます。この怒涛のペア仕事により、ふたりの距離は再びだいぶ近づいたと思われます。
特に興味深いのが、09/24の名古屋キャンペーンの際に花音ちゃんがちょさんのワンピースを借りたと思われる画像があるんですよ。でもこの着こなしとふたりのサイズ考えると、お揃いなのかな?どっちにしろ興奮しますね。
更に11/19の大阪の夜、ホテルの部屋でふたりでご飯を食べたらしく、その晩花音ちゃんは部屋でランニングしたとか言ってるけどこれふたりきりのイチャイチャご飯のあとの賢者モードじゃね?っていう…。あ、事実のあいだにちょいちょい私見を混ぜてしまってすみません。


そんな風にふたりは再び愛育んでいき、集客云々という事務所からの嫌がらせかのような妄言を浴びながらもスマイレージとしては順調に成長していった2012年も終わり、苦難の2013年に入ります。
はじめのほうにこんなことを言っているんですが、「いまは共通の趣味と話題がないからそれを作ろー!てなってるよん~」どういうことだよ。べつに必要無いじゃん、同僚でしょ。スマイレージという熱い絆じゃ足りないのかよ。どんだけ共有したいんだよ。夫婦じゃん。夫婦じゃん!!!!
そんな和田夫妻、ちょうど福田夫人のお誕生日ごろの3月頭にあやかのん写真集が企画・撮影されます。写真集発売のためふたりでの仕事が多かった時期でした。ここでようやく、子育てのために自重していたふたりが、自分達の関係が認められ求められていると思いはじめたのかもしれません。公では何年ぶりかに突然ふたりで遊んでみたり、それももつ鍋からの岩盤浴というまるでフライデーデートな内容ですよ。
写真集のメイキングでは、共同生活をテーマにしたシーンの撮影のあとあやちょさんが「いつかはふたりで(暮らしたい)ね」なんて言うわけですよ。ちょうどこの数ヶ月前にふたりで出演したテレビで「ふたりで部屋を借りて二期も住まわせればいい」とすすめられたときはちょさん「絶対嫌です」と答えてるのに。花音ちゃんとふたりなら住みたいのかよ。本当にこの人は花音ちゃんにばっかり甘いよ。

それから4月にペアで舞台「もし国」を稽古公演し、2013/05/26のデビュー三周年記念日に披露宴を行ったりと、ふたりの関係は順調にみえましたが、進学による多忙な日々のなか更なる事務所からのスマイレージへの圧力などで和田さんがだいぶ衰弱していきます。夏ぐらいはもうちょっと本当にやばかったですよね。しかし好評を博した舞台我らジャンヌをやり遂げたことで大きく変化し、美術関連の仕事が増えて道が見えてきたようなあやちょも、未だ迷走しているような花音ちゃんも、今は本当の意味での過渡期なんじゃないでしょうかね。
そんななか2013/10/06に行われたFCあやかのんイベで、ふたりが今の自分達に合った曲として組んだセトリのなかに「ふたりはNS」がありました。これを振り返った花音ちゃんが「まさにふたりはNSなんて言うわけですが、歌詞を見ると「わたしの横にはいつもきみ、きみの横にはそう、いつもわたし」とかなんかもうそういう感じですよ。これをまさに自分達だと言ってしまうふたりはロマンチストが過ぎるよね。かわいい。


と、ようやく最近まで振り返ったところで、個人的なまとめに入ります。色々あったけれどまさにふたりはNSな本人達の言葉どおり「親友以上恋人未満」ってかんじかなあ。これって、恋人って、少しでもそういった気持ちや近い関係にないと出てこない言葉ですよね。花音ちゃんはあやちょのことを「王子様」と言ったり旦那さん役にしたり、やっぱりどこかそういう存在として見ているんだろうし、まあちょさんもわりとそれに乗り気だしね。スマイレージは家族みたいで二期が子ども、って共通認識みたいなのがあるわりに、あやかのんはあまり夫婦感をネタにしないあたりマジくせえ。そこはちょさんてけっこう女として見られたい意識が強いじゃないですか、だから父親役なんて嬉しくないんでしょうけど、だけど花音ちゃんだけを相手にしたときは男になりたがるの何でなん。
こうしてまとめてみると改めてよくわかるけどちょさんて本当花音ちゃんが大好きだな。すげえオラオラかと思えばいつも優しく見守っていてくれるし、花音ちゃんといると安心するって一体何回言うんだよという。それに対してわりといつもひょうひょうとしてる花音ちゃんはもっと甘えたらいいのに。わたしが以前このように振り返ったときからあんまし成長してないw もどかしすぎてもう何年も悶死寸前ですよこっちは。いい加減イチャイチャしろよ。誰も責めないしむしろ大歓迎だよ。
真面目すぎるんですよねとにかく。ふたりが離れてしまうときって、必ずスマイレージに何かあったときなんですよ。焼肉だったりメンバーの卒業だったり、事務所からの圧力だったり、スマが窮地に立たされたりするとすぐに自重しだすんです。だけどそこで手をとり力を合わせるでなく離れてしまうあたり、やはり同僚よりも恋人意識のほうが強いんでしょうね。二期はやってらんねーなおい。逆にスマが好調だったり前向きに進んでいるときは妙に仲良くしはじめたりするんですよね。単純だなおい。
とにかく周りの目が気になるようで、二期に対しても何でもないふりをしているのに、たまにイチャつきだすから二期がすごい困惑するやん。そのときに特にたけが困ってるのが笑える。聖ちゃんとあれだけ素直に好き放題イチャついてるたけからしたら、そうやって隠したがったりふと漏らしたりする意味がわからないんでしょうね。頑張れ竹内。
いまのふたりは遠慮からの自重でなく、それぞれで頑張ることで向上すると信じてやってるみたいだけど、やっぱりそうじゃなくてもっとお互いを見つめたほうが良いと思うんだけどなあ。そんな修行僧のように追い詰めずとももっと素直に愛しあったらいいのに。とはいえ、これだけ長い時間を共にし、初期のころからペアにされることも多く、色んな意味でもポジションはほぼずっと隣同士、というとても密な関係でずっとやってきているわけで、そうなるとよくあるツートップなんかはもうそれ自体にマインドコントロールされてしまい憎しみあったり過度に依存したりってなりがちじゃないですか。でもこのふたりそういう意味では案外そうなっていなくて、だからきっとまわりからどんな重圧を受けようとお互いに自分達の関係をとても大事にしているんでしょう。そう考えるとずっともどかしいのもそれはそれでいいのかな。だけどいっつもすれ違ってるから、もっと向き合って素直になったらいいと思うよ。個人的には何といっても、ちょさんと良い関係にあるときの花音ちゃんがとても可愛いんですよ。女の子らしさがあがって抜群に可愛くなるんですよ。幸せってことなんだよ。花音ちゃんを幸せにしてくれるのはあやちょなんですよ。よし結婚しよう。